矯正歯科
学童矯正(第一期矯正治療)
対象は小学校低学年までの、ほとんどの乳歯が残っている人の治療です。
顎の成長発育促進、悪習癖の除去、永久歯に交換した前歯を整えることが大きな治療目標となります。
早期に治療を開始することで、「本格矯正(第⼆期矯正治療)」の期間を短く、また抜歯の必要性も低くなります。
この時期は治療による痛みも少なく、効果的に歯を配列できます。
取り外し式の簡単な装置が使えるので、お子様の負担も少なく済みます。
長所
- ・不足している歯の萌出スペースを確保しやすくなります。
- ・叢生(歯ならびがガタガタしていること)の程度が軽減されやすくなります。
- ・歯を抜かずに歯並びを整えられるケースが多く、歯をすべて残せる可能性があります。
- ・歯並びが良いと、歯磨きがしやすく、虫歯や歯周病になりにくい傾向にあります。
短所
- ・子供の成長に合わせて治療計画を立てるため、大人に比べて治療期間が長くなることがあります。
- ・成長に伴い、口の中が変化するため、装置の交換頻度が高くなる場合があります。
- ・装置を付けていると、歯磨きがしにくくなり、虫歯になるリスクが高まります。
大人の矯正(第二期矯正治療)
見えない矯正治療
成人の矯正治療はかなり普及してきていて、ワイヤー固定の装置を付けていても周囲からジロジロ見られるようなことはなくなりました。
しかし、やはり見た目を気にして、目立たない装置を希望する方は多いようです。
目立たない矯正装置
近年、目立たない矯正装置として、ワイヤーを歯に固定する台となるブラケット自体が透明なセラミック製のものや、ワイヤーも白くコーティングされているものなど、様々な装置が工夫されています。
これを組み合わせれば、ほとんど見た目は気になりません。
目立たない矯正装置
どうしても見えないようにしたい場合には、歯の裏側に装着する方法もあります(舌側矯正)。
この装置は大きな口を開けない限り外からは見えませんが、問題点も多いのです。
〔舌側矯正の問題点〕
1. 歯磨きがしにくいため歯肉炎になりやすい
2. 人によっては発音しづらい
3. 食事しにくい
4. 治療期間が長引く
5. 費用が高額
そこで開発された方法がアクアシステムです
アクアシステム
アクアシステムは、マウスピース型の透明なフレームを歯に装着するだけの、目立ちにくく取り外しもできる、まったく新しい矯正歯科治療法です。今まで矯正治療をためらっていた方でも“これならやってみたい”と思われるでしょう。あなたも気軽に始めてみませんか?
アクアシステムでは、歯型を元にして段階を追って製作した透明なプラスチックシート製のフレームを、2~3週間ごとに交換していきます。
見た目にはほとんど気付かれずに治療できます。
装着していても違和感がほとんどなく、食事やブラッシング時は取り外せるため、快適な矯正ライフが過ごせます。
アクアシステムで矯正治療をしながら、フレームの中に薬剤を入れてホワイトニングもできます。
相談・検査・診断・治療までの標準料金(税込) | 治療期間目安 | 治療回数目安 |
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¥50,000 ~ | 1か月~ | 5回~ |
マウスガードによる治療
当院はスポーツデンティストの資格を所持しています。
スポーツで使用するマウスガードの作成が可能です。 マウスガードは5,000円~作成可能です。機能やデザインによって費用は異なります。 使用するスポーツの種目や用途により、適切なマウスガードをご提案させていただきます。 詳しくはお問い合わせください。
副作用とリスク
- 痛み
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- ・歯を動かすために、歯が痛み、違和感を感じる場合があります。
- ・歯を動かす装置(ブラケットやワイヤーなど)に頬や唇が擦れて、口内炎ができることもあります。
- 根の吸収
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- ・歯を動かす際に、歯根がわずかに吸収されることがあります。
- ・重度の吸収の場合は、歯が抜け落ちる可能性もゼロではありません。
- 歯の変色
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- ・ブラケットを接着する際に、歯の表面がわずかに変色することがあります。
- ・ホワイトニング治療で改善できる場合があります。
- 発音の変化
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- ・治療初期は、装置に舌が当たることで、発音が少し変化する場合があります。
- ・慣れるにつれて改善されます。
- むし歯や歯周病
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- ・装置を付けていると、歯磨きがしにくくなり、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。
- ・正しいブラッシング方法を習得し、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。
- 装置の破損
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- ・装置が破損する可能性があります。
- ・装置が破損した場合、早めに歯科医院を受診してください。